②【読書】「最貧困女子」〜助けてを言えない

文中に出てくる女性は、困っていても
周りを頼れなかった。

本当なら失業保険が受けられるはずなのに、手続きが苦手で。何もしていない。
書類も失くしてしまった。前の雇用主の連絡先もわからない。

本当に助けが必要な人ほど、頭が良くない。役所の手続きが苦手。
書類も集められない。
制度を読んでも理解ができない。



何かあったら、いつでも連絡してね。
一度、役所に相談に一緒に行こう。
生活保護の手続きをしよう。

状況を知った著者は、親切に、手助けを申し出た。

だが「生活保護を受けたら、家族に迷惑がかかるから。今までたくさん迷惑をかけたから。
自分で、もう少し頑張る。だから大丈夫だ」と断る。


周りから見たら、十分に頑張りきった状態。
生活が破綻している。
そもそも、1人で何とかできるだけの力があれば、こんなことになっていない。

これ以上、1人で頑張り続けたら、
余計にひどくなるだろう。


結果、しばらくしたら、
彼女は生活に耐えきれずに、
夜逃げをして姿を消した。

全く連絡が取れなくなった。


彼女を救う細い線が途切れた。
困った女性に、心からただの親切心で優しくしてくれる人は少ない。
心や体を喰いものにされる。

限界まで、頑張る必要なんてない。

彼女は、生まれ育った環境が悪く、ろくに世話をされずに育った。困っても、周りが手を貸してくれないのが、当たり前だった。

だからこそ、自分のことは何とか、
できないなりに、どうにかする。
そうやって生きてきたのだろう。


その克己心がアダになった。

周りに迷惑をかけても、面倒をかけても。
自分の身を守っていい。
自分を大切にしてもいい。

生まれ育った環境が違いで、
ここまで人は落ちていく。
闇の深さが怖かった。

最貧困女子 (幻冬舎新書)

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